チーマーや不良などの徹底解説

こちらのサイトでは不良の中の1種であるチーマーについて解説をしていきます。チーマーと言えば、最近はかなり見なくなりましたが、今から20年ほど前にはかなりの数がいたとされています。今はほぼ見なくなってしまった文化ですが、当時を振り返りながら見て頂ければ幸いです。

そもそもチーマーって何?

チーマーは元々、集団やグループなどを表す「team」に「-er」を付けた和製英語になります。和製英語になるため、アメリカでチーマーといっても通じません。では、この独特の形態をとったチーマーとは、一体どのような物なのでしょうか。まず、チーマーというものは、アメリカで放映された映画である「ウォーリアーズ」「アウトサイダー」などの映画から影響を受けた若者が、海外のストリート・ギャングを模倣して作られた物が発端だと言われています。当時は不良と言えば暴走族に入ったりするのが一般的な流れの中、チーマーはかなり変わった文化を形成していったと言われています。

チーマーの発足の場所は数多くの説があるのですが、最も可能性が高いと言われているのは渋谷のセンター街になります。当時の渋谷センター街にタムロをしている若者が、次第にグループごとに徒党を組むようにになり、パーティー券をさばいたり、一般人に喧嘩を売るようになったことから、チーマーができていったと言われています。元々はチーマーと言えば渋谷にいるグループを指していたのですが、時間が経つにつれ、日本全国の同等のグループなどもチーマーと呼ばれるようになっていきました。

元々、チーマーに所属している人は、比較的裕福な家庭の若者などが多かったと言われているのですが、時間が経過しチーマー文化が一般的に広まるようになると、次第に元々は暴走族に入るような層の若者も入隊していったと言われています。この文化ができはじめた1990年台の初頭は、関連する様々な事件が報告されています。その中でも特にゲームセンターに関連する事件が多く、深夜にタムロをしていたチーマーの影響で、渋谷センター街にあるほとんどのお店が閉店したと言われています。これは、喧嘩やカツアゲなど、チーマーが影響している事件の影響になります。

2000年以降に入り更に新しい不良のスタイルなどが生まれたため減少傾向にあるチーマーですが、2009年前後に検挙をされた集団や、2010年ころに確認されているチーマーなどもいるため、数は減少しながらもまだ一定数は存在をしているといわれています。

他の不良グループとは違うの?

チーマーとよく対比に出されるグループとしては、暴走族になります。では、暴走族とチーマーはどのように違う点が上げられるのでしょうか。まず、最も大きい違いとしてはそのファッションになります。
暴走族は基本的に特攻服などを活動の際に着ることを好むですが、それに対してチーマーが特攻服を着ることはほとんどありません。チーマーのファッションとしては、アメカジ(アメリカンカジュアル)に影響を受けたファッションが多く、ロン毛とヘアバンドの組み合わせなどが一般的だとされてきました。また、どこのチームに所属するかを表すためのジャンパーなどもあり、そういったあたりも元々日本にあった不良文化とは異なる物になります。

暴走行為はするの?

チーマーは暴走族の対比などの関係で、「暴走行為はそれほどしない」という認識があるようですが、それは間違いになります。これまでにも暴走行為が原因で検挙をされた例は数多く存在をしています。ただ、暴走族の様に数十人~数百人規模で暴走行為を行うという事はかなり少なく、比較的少人数で暴走などを行っていたと言われています。